公立中高一貫校の受検を考え始めた出来事
母きりんが中学受験を考え始めた出来事。
母きりん:地方出身、もちろん公立中学、公立高校
(私立高校=地域で公立高校に届かない人が行く遠くの学校。というのが上京するまでの認識だった。)
父こぐま:首都圏出身、でも公立中学校、公立高校
(母きりんより多少は知識あるが関心なし)
「公立中高一貫校」という言葉を初めて聞いたのは、こきりんが低学年だった頃。
母きりんの職場にアルバイトで来てくれた大学生が4月から中学校の先生になる、
勤務先が「某 公立中高一貫校」に決まったとのこと。
それ何?? 中高一貫校って私立じゃないの?
なんでも公立高校の中で中高一貫校になった学校があるそうで。
トップ校は高校受験で入学できる。その下の中堅上位校が中高一貫校になり、
高校受験では入学できなくなった。
つまりトップ校レベルより一段下の偏差値の子は公立トップ校にチャレンジするかワンランク落とした公立高校を受験することになると地方出身の母きりんに、とても分かりやすい説明をしてくれたのです。もちろん私立高校もたくさんあるだろうけれど。
母きりん自身の昔を思い出し、こきりんってまさにそのあたりの成績かもしれないな。と思ったのが公立中高一貫校受検の予兆でした。
そしてこきりんが小学3年生の頃、高校受験を控えたママ友が教えてくれたのは
「中学受験で残念組だった子は地元中学で早くから高校受験を意識して勉強している」
ということ。
中学受験を経験していない子はのんびりしているが
中学受験で厳しさを経験した子は本気で受験勉強に取り組む!
ということは容易に想像できます。
こきりんの小学校は中学受験率はさほど高くなくクラスで5人~10人ほど。
また中学受験しても地元中学に行く子が割といて
中学受験すると地元中学に行きにくいっていう雰囲気はないということでした。
地元中学校から公立トップ校に行った卒業生も何人か知っています。
こきりんは小学校での友達も多く、中学受験の必要性もあまり感じていなかったのですが、こきりんの性格を考えると高校受験ではのんびりしてしまいそう!!
ここは中学受験で厳しさを知って高校受験で本気になってもらおう!
というのが母きりんのひそかな受験作戦でした。
その後、塾と「下剋上受験」のドラマでその気になり、
「中学受験する!」と言ったこきりんにはこう伝えました。
「チャンスを3回あげよう!中学受験、公立高校受験、私立高校受験の全部で3回。」
「普通は公立高校、私立高校の2回だけだけど、3回あげる。中学受験は通過点。」
反省)母きりんの受験作戦には予算計画というものが含まれていなかった。
でもいいタイミングでいい情報を教えてくれた皆さんに感謝。