きりん親子とこぐま ~中学受験・中高一貫校~

中学受験の思い出、その後をぼちぼち書いています。勉強方法の話は全くありません。ほぼ反省日記です。

中学受験、荒れ気味の5年生

こきりんの小学校は毎年、クラス替えがありました。

 

5年生になる時だけはクラス替えドキドキするって言ってたな。

 

そして5年生・・・1年通して荒れ気味。こきりん

 

クラス崩壊とかではないんだけど、こきりんの友達、いままでと変わって

活発な子が多くなった。

 

母きりんはずっと担任の先生の悪口は言わない。と決めていたし、

春には毎年「いい先生にあたってよかったねぇ。」と言っていた。

実際、春にはそう思っていたし。

 

5年生の時だけは担任の先生に対して「あれ?」と思うことが何度かあった。

保護者会でも塾に行っている子は好ましく思っていないのが伝わってきた。

 

家で母きりんは何も言わなかったし、こきりんも何も言ってこなかった。

 

詳しくは中学生になってから分かったことだが、こきりん含め何人かが担任の先生との

関係がかなり悪くなり、副校長先生に相談にいっていたらしい。

 

中学生になり、母きりんが「あの先生、ちょっとへんだったよね」というと

こきりんは「母もそう思ってた?」と当時言えなかった、憤りを次々と話してくれた。

 

母きりんが春に「いい先生だね」と言ったので先生への不満は言えなかったそうです。

 

そんな学校でのイザコザもあってか5年生のこきりんはイライラしていた。

 

母きりん「塾の宿題やんなさい」

 

こきりん「うるさい!やってるよ!」 ←ほぼやってない。

 

毎日やるよう配られている計算問題集も真っ白のまま。

やらなきゃいけないことは分かっているけど指摘されることで反発。

母きりんの言い方にムカついて反発。

 

日曜特訓に行った=十分、勉強していると思っているこきりん。

日曜特訓で間違えた問題を解きなおして理解するまでが勉強と思っている母きりん

 

間違えた問題の解答を赤字で書いた=解きなおしたと思っているこきりん。

間違えた問題は解き方を理解して同じような問題は次回は解けるようにすることと思っている母きりん。

 

この両者のギャップを埋めようと話し合いたい母きりんですが反発されて勉強の話にまでならない。母きりんの言い方も悪かった。

 

でも学校での不満をこきりんが家で言えないのはきつかっただろう。

「先生の悪口は言わない」なんてことに縛られず、

もっと本音を出して話しておけばよかった。

 

イライラしていたばかりではなく、楽しい夏休みも過ごしました。次回は楽しい話。

 

反省)偽善に縛られず、本音を話すことも大切。

公立中高一貫校の受検を考え始めた出来事

母きりんが中学受験を考え始めた出来事。

 

母きりん:地方出身、もちろん公立中学、公立高校

(私立高校=地域で公立高校に届かない人が行く遠くの学校。というのが上京するまでの認識だった。)

 

父こぐま:首都圏出身、でも公立中学校、公立高校 

(母きりんより多少は知識あるが関心なし)

 

「公立中高一貫校」という言葉を初めて聞いたのは、こきりんが低学年だった頃。

 

母きりんの職場にアルバイトで来てくれた大学生が4月から中学校の先生になる、

勤務先が「某 公立中高一貫校」に決まったとのこと。 

それ何?? 中高一貫校って私立じゃないの?

 

なんでも公立高校の中で中高一貫校になった学校があるそうで。

トップ校は高校受験で入学できる。その下の中堅上位校が中高一貫校になり、

高校受験では入学できなくなった。 

 

つまりトップ校レベルより一段下の偏差値の子は公立トップ校にチャレンジするかワンランク落とした公立高校を受験することになると地方出身の母きりんに、とても分かりやすい説明をしてくれたのです。もちろん私立高校もたくさんあるだろうけれど。

 

母きりん自身の昔を思い出し、こきりんってまさにそのあたりの成績かもしれないな。と思ったのが公立中高一貫校受検の予兆でした。

 

そしてこきりんが小学3年生の頃、高校受験を控えたママ友が教えてくれたのは

「中学受験で残念組だった子は地元中学で早くから高校受験を意識して勉強している」

ということ。

 

中学受験を経験していない子はのんびりしているが

中学受験で厳しさを経験した子は本気で受験勉強に取り組む!

ということは容易に想像できます。

 

こきりんの小学校は中学受験率はさほど高くなくクラスで5人~10人ほど。

また中学受験しても地元中学に行く子が割といて

中学受験すると地元中学に行きにくいっていう雰囲気はないということでした。

 

地元中学校から公立トップ校に行った卒業生も何人か知っています。

 

こきりんは小学校での友達も多く、中学受験の必要性もあまり感じていなかったのですが、こきりんの性格を考えると高校受験ではのんびりしてしまいそう!!

 

ここは中学受験で厳しさを知って高校受験で本気になってもらおう!

 

というのが母きりんのひそかな受験作戦でした。

 

その後、塾と「下剋上受験」のドラマでその気になり、

 

「中学受験する!」と言ったこきりんにはこう伝えました。

 

「チャンスを3回あげよう!中学受験、公立高校受験、私立高校受験の全部で3回。」

 

「普通は公立高校、私立高校の2回だけだけど、3回あげる。中学受験は通過点。」

 

 

反省)母きりんの受験作戦には予算計画というものが含まれていなかった。

でもいいタイミングでいい情報を教えてくれた皆さんに感謝。

小学4年秋、まだ受験を決めておらず保護者面談

塾の保護者面談。若くて綺麗な先生との面談は母きりんも嬉しい。

 

小学4年の7月に通塾しはじめ、夏期講習が終わった段階では中学受験をするかどうか決めていませんでした。

 

公立中高一貫校受検の塾に入塾したのに??

 

こきりんが塾を決めた理由

①対応した先生が若くて綺麗だったから

②クラスに女子しかいなかったから

③自習時は近くのコンビニでお昼を買って食べてもよいと言われたから★ポイント高

④夏期講習が無料だったから

⑤母きりんが中学受験もありかな(公立なら)と思っていたから

 

4年生での保護者面談はこんな状況の時でした。

中学受験の知識はほぼない母きりんを察して

先生が公立中高一貫校について説明してくださいました。

 

先生「公立中高一貫校は将来のリーダー育成の教育を掲げています」

 

母「うちの子まったくリーダータイプではないので向いていないかもしれません」

 

先生「リーダーを周りでささえる役割の子も含めてのことなので大丈夫です」

 

母「はあ、そうですか。。娘ともまだ受験については話してないんです」

 

母「今年はアメリカンスクールのサマーキャンプに行けなかったので(塾の夏期講習に申し込んだのですが)来年の夏休みは2週間、サマーキャンプ行きたいと思っています。」

 

中学受験を経験した今振り返ると母きりん、とんでもないことを言ってました。

 

5年生の夏は塾の夏期講習があるじゃん。みんな参加するじゃん。

 

そもそも公立中高一貫校受検塾に通っているのに

公立中高一貫校が向いてないって、、、先生、本当にごめんなさい。

 

事前にネットで「公立中高一貫校」を調べたとき「受検する子は学校の成績もよく、

なんでもできる優等生タイプの子」というブログを読んで(優等生タイプか、こきりん全く当てはまらずじゃん。)と思っていたから。

 

こきりんがとにかく勉強してくれればなんでもよかったので中学受験してもしなくてもどっちでもよし。気に入った塾に行っているのならOK!

 

その後4年生が終わるまでに、こきりんは「中学受験しようかな」と言ってきました。

 

反省)小学校入学の頃から中学、高校の受験事情を調べておけばよかった。

家庭学習計画は親がやるべきことでした

母きりんの子供の頃を思い出すと父親に夏休みの絵を描いてもらい、ばれやしないかとひやひやした思い出以外には親と一緒に勉強したり計画を立てたりした記憶がありません。(言い訳)

 

農家出身の母は病気で学校を長期休んだ時こそ、勉強の遅れを心配して通信教育みたいなものを用意してくれましたが成績については期待していなかったというか高校卒業までしか考えていなかったのでは??

 

なので!!(言い訳) 勉強の計画を親がたてるという概念がなかったんです。

 

こきりんは小学1年生から自分で時間割を確認して持ち物を用意していたので

母は関与せず。(自分のことは自分でしようね。で出来ていたので)

 

時期がくればこきりんも自分で勉強の計画をたてるものだと思ってました。

または塾がやってくれる。(集団塾はそこまでやってくれない。宿題だすのみ)

 

思えば、、ある学校参観の帰り道、ママ友が

「明日漢字50問テストだから、勉強させなきゃね」

と言った時の母きりんの心の声は

(テストあるの知らなかった~ こきりん、今までテストだから勉強するって考えたことないぞ、きっと) 

 

テストあるから勉強しようと教えない母きりんが悪いです。はい。

その前にテスト日、確認していない母きりんが悪いです。はい。

 

「中学受験は親子の受験」を知ったのは6年生の時。(遅すぎ!)

 

家庭学習の計画は時間、内容すべてを親が計画、進捗管理をして

苦手ノートも母が作成している。

と私立受験予定の1学年下の子のママ友に聞いたのでした。

 

そこまでやるのか!

 

ネットで中学受験を検索すれば体験談や勉強方法などいろいろあったのですが・・・

難関中学合格の体験談とか、家庭学習のみで合格体験談とか地頭レベルが違いすぎて、違う世界だと思ったし、もしこれに影響されて母きりんがその気になり管理しすぎるとこきりんは「勉強嫌になっただろうな」 (これも半分言い訳) 

 

体験談や進行中ブログはなるべく見ないことにしました。

10あったら10やりたくなる、一番いいものを選びたがる母きりんが

焦り焦りしちゃうので。

 

家庭学習の時間割と内容は本人と相談して決める習慣を始めておけばよかった。

間違えた問題はどこをどうやって間違えたのが親が回答をチェックして間違えパターンを見つけるべきだった。

 

この2点は4年生でやっておくべきでした。(この件、中学生まで引きずる。)

 

こきりんは6年生になって分数問題をいつも間違えていることに気づき、

回答をチェックしたところ帯分数の計算方法を間違えて覚えていたのでした。

 

反省)最低限の情報チェックはしよう!というか中学受験をも少し勉強しとこう!

一緒に勉強して毎日けんかの日々

小学4年生の7月途中から塾に行くことになったこきりん。

2日目が月例のテスト日でした。

習ってないところが出て難しかったと言っていた。

 

結果・・・偏差値42

 

学年の途中からだったこともあり、

特に算数は分からなくて家で一人では勉強できない。

かといって先生に質問できる性格でもない。

 

一緒に家で勉強しました。

母きりんも「等差数列って何?」「つるかめ算って聞いたことはあるけど」

の状態なのでテキストを一所懸命に読んで考えて答えを見て理解してから説明する。

 

なので急に質問されても答えられず、短気なこきりんはイライラ!!

 

質問の意図が分からず聞き返すと「なんでわかんないの!」と短気全開!!

 

母きりんも説明が下手なうえに言葉選ばず、言い方もきついから

毎日、一緒に勉強しては喧嘩してました。最後、けんかして終わり!

 

そういえば、こぐまにゴルフを教わった時もなんだか言い方に

ムカついてけんかしてたなぁ。

 

母きりん、算数の問題が分からないまま放置することができない

性格のようで、こきりんが寝てから問題を解いていて

父こぐまから「なんだかママのほうが勉強してるね」と褒められた! のか?

 

けんかしながらもこきりんは「等差数列」を理解し問題が解けるようになり、

母きりんは話し方を毎日反省して、けんかしないようにしようって思うんだが

なかなか 上手くいかないんだなぁ。

 

ママ友とこのことを話していて気づいたのが

自分の子供に教えていると 「なんでこれが分からないの?」

っていう気持ちが無意識に言い方にあらわれてしまって

ムカつかせているんだろうな。ということ。

 

何かの本でも「他人の子供を教えるのは期待する気持ちがないので

やさしく適切な言葉をかけられる。他人だと思って接すればうまくいく。」

と書いてあった。 

試みるのだが最後は「やさしい母きりん」は無残に崩壊、またけんか。

 

性格にもよるのでしょうが親が教えるのって難しい。

 

母きりんも算数の勉強したり、育児本を読んだり(自分、毒親?って心配になったりもしたので)やることが増えてきた。

 

母きりんは職場で「子供優先宣言」をして時間に余裕がうまれたからできたこと。

 

何歳になってからでも遅くない、毎日けんかしてても子供との時間を持つのは大切。

 

今思えば、こきりんが小さかった時に忙しくて持てなかった一緒に過ごす時間を取り戻していた時期だったのかもしれない。けんかしながらも。

 

反省)家族でも言葉使いには気をつけよう!

中学と高校の偏差値って違うのか!

*コロナ前の出来事です。(前回ブログの入塾前の出来事)

 

小学4年最初の漢字テスト47点に多少のショックを受ける母きりん。

 漢字ドリルと計算ドリルで改善されるわけがない。

 

2年生で50点位とってきて「え!!50点??」と驚く母に

ちびまる子ちゃんだってそれくらいでしょ!」と

小学校生活のモデルはちびまる子のこきりんが平然といってのけたときは

まだ笑っていられたのだが、、4年生でこれはまずい。

 

「4年生から勉強してもらうよ」と宣言していた通り、

こきりんもそれなりに勉強を始める時期だ。(←遅すぎ!)

 

チャレンジを小学1年で挫折した経験もあり、

通信教育は母が管理をする自信がない。 塾か? 塾だよね

 

そんな時「全国統一小学生テスト」 の案内がひらりと。。

 

近くの塾で受けられるので早速、申し込み 6月のテストで

こきりんの立ち位置を知ろう!

 

 

結果・・・・偏差値 48

 

ん? ん?

2年生の時に「学校のテストは90~100点とるもんだよ」

と教えてからは学校のテストは80点~100点とっていたようなので

(だから47点ショック)

偏差値50はいけると思っていたんだけどな。

 

この時点での母きりんの偏差値の知識は自身の中学時代の記憶のみ。

たしか 64 という数字を覚えている。

 

母校の高校の偏差値をググってみると 62  記憶は間違っていない

 

これ大いなる見当違い! 

「中学受験の偏差値と高校受験の偏差値は10位違う」

 

*つまり中学受験偏差値48は高校受験偏差値にすると58 

 (中学受験は母数が受験希望者のみ、高校受験は母数が全中学生だから)

 

ということを知ったのはしばらく後、、「下剋上受験」の本を

友人から借りて読んだ時でした。

 

のちのち「下剋上受験」ドラマを見て、こきりんは受験する気になりました。

本を読んだ母きりんは「うへ!たいへん、私立無理!」

 

反省)忙しいを理由に行き当たりばったりの教育を反省しています。

小学4年生の夏休み問題

小学4年生が夏休みをどう過ごすか?   *コロナ前の出来事です。

 

学童にいっている小学生にとって放課後、友達と約束して遊ぶ!

というのはやってみたいことだそうです。

そして4年生になるとこきりんも友達もみな学童をやめました。

 

問題は夏休みをどう過ごすか!! →  塾の夏期講習 一択

 

この時点で母きりんがネットでさらった知識は

①中学受験のための塾と学校の補習的な塾がある。

②中学受験は私立中と公立中高一貫校があり勉強方法が違うらしい。

 

もし、もし、こきりんが塾に行って中学受験すると言い出したら・・・

私立に通うのはハードル高し、せめて公立。

 

まずは公立中高一貫校受検の塾に話を聞きに行きました。

そこで  こきりんに「出会い」が。。。

 

出迎えてくれたのはは若くてきれいで聡明そうな女の先生で

こきりんが一目ぼれして大好きになったのは一目瞭然。

母きりんも一目ぼれ、本当に素敵な先生でした。

 

また4年生のクラスは女子しかいない、「男子はうるさくて嫌」と日ごろから

言っていたこきりんは先生もクラスも気に入り、その場で申し込みをしました。

それも夏期講習だけでなく7月の途中から参加することに。

 

夏期講習の料金は なんと無料!(テキスト代のみで1万円もしなかった)

という母きりんにも即決を促す素敵な出会いが。。。

 

この後3年間で「ただほど高いものはない」を実体験することになるのだが

それも覚悟のうえの「素敵な出会い」だったと今も思っています。

 

買い物や宿泊はとことん、比較検討する母きりんですが

住宅購入や転職など大きな決断はほぼ直観。

今回の塾選びも出会いに導かれるように中学受験の世界へ。。。

 

 

反省)この時点では公立中高一貫校の倍率も偏差値のことも知識なし。

   もっとちゃんと調べとこうね、母きりん。